こんにちわ。
Windows XPのサポートが日本時間の2014年4月9日に終了します。
自宅のPCや中小企業ではまだまだXPが残っている所が多いようです。
・またまた大げさに~!
・そうやって、7や8買わせようとしてるんでしょ?
・運が良いから大丈夫
なんて言ってる人は、はっきりいって
ヤ・バ・イです。
そういう素人さんのためにWindowsXPのサポートが終了してしまうとどんなリスクがあるか?をずらずらっと解説したいと思います。
■WindowsXPのサポートが終了してしまうとどうなるの?
WindowsXPのサポート終了後は、WindowsXPやこのブログを見ているブラウザの弱点をカバーするセキュリティパッチが作成されなくなります。
■そもそもセキュリティパッチって何よ?
セキュリティパッチというのは、セキュリティ上の弱点をカバーする絆創膏のようなものです。
(絆創膏は英語でPatchなので。ちょっと分かりやすい?)
WindowsやInternetExplorerは、日々、セキュリティの弱点が発見されています。
弱点が発見されると、マイクロソフトは製造元の責務としてセキュリティの弱点をカバーする絆創膏を日々作っているのです。
その絆創膏(セキュリティパッチ)が、4/9を境に作成されなくなるわけです。
■セキュリティパッチが作成されないとどうなる?
まず、コンピュータウィルスやパソコン乗っ取りによる攻撃は、元々セキュリティの弱点をついて侵入してくるのはご存知かと。
そのセキュリティ上の弱点、4/9以降に発見されたものはどんなにヤバイものでも放置されてしまいます。
これ、攻撃者にとっては最高のターゲットです。
しかも、XPはまだまだ世界中に残っているので、攻撃者たちにとっては天国の市場です。
そのため、4/9以降にヤバめのセキュリティ上の弱点が見つかったら、そういう人たちは徹底的に攻めてくるのでは?とも勘ぐってしまいますよね
■どんな被害が出るの?
例としては、
・パソコンに保存されたデータや写真が削除される
・パソコンに保存されたデータや写真がネット上に流される
・そもそもパソコンが立ち上がらなくなる
・企業の場合はネットワーク上に多くのPCが接続されています。
1台でも感染にあったら、それが踏み台となり全てのPCが攻撃ターゲットになります。
のような被害が予想されます。
もし、企業の機密情報が流出なんてしたら、情シスの皆さんの行く末が…。。。
■ウィルス対策ソフト入ってるから大丈夫だし!
ダウトです。
ウィルス対策ソフトでは、マイクロソフトが作成するセキュリティパッチ(絆創膏)の役目が務まりません。
理由は、守る範囲が全然違うから。
セキュリティパッチ…家の構造の欠陥を修復・強化する存在
ウィルス対策ソフト…玄関の前あたりにいて張っている存在
ウィルス対策はメール受信時等の玄関部分しか見ないので、裏口の欠陥には対応できません。
それでも、WindowsXP 使いますか?なるべく早めに、Windows7、Windows8への移行を強くおすすめします。