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東京に住むSEの子育てブログ

東京に住むSEが日々の出来事をつづります。 テクニカルな覚書きから子育てまでジャンルは幅広いです。

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CentreCOM 9424TでNTPの設定

Allied Telesis CentreCOM 9424TでNTPを設定してみます。

Allied Telesis製のルータなら別機種でもそう変わらないと思います。

では始めます。

1.まずは、NTPの設定状況を確認してみよう。

# show sntp

show ntpではなくsntpというのがミソです。
AR450Sはsが付かずntpだったと記憶しています。

ちなみに、SNTPというプロトコルは、
NTPプロトコルをベースに、クライアントの時刻合わせ用途に向けて軽量化したプロトコル
という事です。

それでは、sntpが設定されていなかったと仮定して設定していきます。

2.現在の表示されている時刻を見てみよう。

# show time

  ここで時刻がズレていたら、NTP設定後に時刻が同期されればOK。

3.SNTPモジュールを有効にします。

# enable sntp

4.タイムゾーン(UTCからのオフセット)を設定します。
  NTPから得られる時刻情報はUTC(協定世界時)なので、オフセットを指定しよう。
  日本標準時(JST)はUTCより9時間進んでいるので、次のように指定します。

# set sntp utcoffset=9

5.参照するNTP サーバーのIPアドレスを指定します。
  ちなみにサーバーは1つしか設定できません。
  ホスト名指定もできません。

# add sntp peer=参照したいntpサーバのIPアドレス

  参照するntpサーバは、物理的に距離が近いサーバを参照するとベターです。
  例えば自分(会社)が契約しているプロバイダのntpサーバが良いでしょう。
  
  契約しているプロバイダがntpサーバを公開していなければ公開ntpサーバをググって
  みてください。

  ちなみに本件では不可能ですが本来ntpサーバはホスト名指定が好ましいです。
  理由は参照先のntpサーバがIPアドレスを変更する可能性があるため。
  ホスト名指定なら、IPを変更されてもDNSが吸収してくれますね。

6.設定したら念のためNTPモジュールをいったんリセットします。

# reset sntp

7.設定状況を確認してみましょう

# show sntp

8.スイッチの時刻が同期されたか確認してみよう

# show time

という感じです。

ほとんどコマンドリファレンスの通りですが、参考になりましたでしょうか。

by.shell55

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

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プロフィール

HN:
shell55
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1984/08/19
職業:
システムエンジニア
趣味:
ゴルフ・ダイビング・オーボエ
自己紹介:
心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくればという感じで日々を綴っていきます。

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